東京ミッドタウン日比谷で行われる、HIBIYaRT~HIBIYA ANNIVERSARY edition~のアートディレクションとデザイン制作をしました。日比谷の街は古くは鹿鳴館を代表として迎賓の街として栄え、明治時代にはエンターテインメントの中心地としての地位を確立し、大衆にも愛される街に。そして今なお古き良き時代も残しつつも発展を遂げ、上質なエンターテイメントを日本だけでなく世界に届けている。その日比谷でのアートイベントをロゴとして表現するにあたり、想起したのはウィリアム・モリスの提唱した「アーツ・アンド・クラフツ運動」であった。技術の革新でデジタル配信映像やデジタルアートなど、芸術作品を簡易かつ安価に手に入れられる時代において、日比谷がアートすることの意味を考えた。先人が作ったエンターテインメントの中心地としての「歴史」と、実体験の感動を重視する「アナログ表現」を大切に守りながら発展させていく街の想いを体現するため、紙を切り貼りしたようなアナログ感と、現代的なアート感をミックスしたデザインに仕上げた。2023年9月15日(金)~18日(月・祝)12:00~18:00 ※9月15日(金)はオープニングパーティーのため18:00~21:00まで東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、日比谷ステップ広場 大階段主催:東京ミッドタウン日比谷協力:一般社団法人日比谷エリアマネジメントArt direction, RIN Ueno (YO design)、Logo design, KUMPEI NAKATAKE(KIENGI)CL, 東京ミッドタウン日比谷、三井不動産グループ、TRAVELING ELEPHANT株式会社Web